今回の記事では、目標を達成するためのゴールの立て方についてお話しさせていただきます。
まず最初に『目標(ゴール)』とは、「皆さんがなりたいもの、したいもの、欲しいもの」への到達と言えるでしょうか。
個々によって目標内容は違いますが、私達はよく目標を立て、その目標に向って物事を行いますね。
そこで皆さん、「S.M.A.R.T. ゴール」と言うのを聞かれたことがありますか?
アメリカでよく言われている自分が目指す目標に到達するための効果的な『目標設定方法』です。
それぞれの要素の頭文字を取って「S.M.A.R.T. ゴール」と称されています。
では実際にS.M.A.R.T.ゴールとは何か、また、S.M.A.R.T.ゴールの立て方についてご説明させていただきます。
S = Specific(明確で具体的か?)
- ゴールは明確、具体的に設定します。数字などを使ってゴールを設定するのが効果的です。
- 例えば「自社の売上を伸ばすこと」がゴールとした場合、どのようにして到達するのか?を考えます。- 1)自社内の部門や部署を増やすのか?、2)サービスや商品を増やす?、3)顧客数あるいは価格を上げる?など。その後、その方法に具体的な数字を当てはめて具体化していくのがポイントです。
M = Measurable(測定可能か?)
- ゴールは「自分が最初よりどれだけ伸びたか?」を測れることも大切です。
- 伸びを知る為には、まず最初の数字(ベース)を明確に把握し、最終的なゴールは数字を使って具体的な目標金額や目標上昇率などを設定するのが良いでしょう。
A = Attainable(到達可能か?)
- 次に皆さんが立てたゴールが現実的に到達可能であることも重要です。到底達成できないような目標の立て方はあまり意味がありません。
- またゴールに到達できるマーケット市場や機会であるかどうかも予め調べておいて下さい。
R = Relevant(関連性はあるか?)
- ゴールが自分の価値観にあったものであることも大切です。
- なぜこのゴールに到達したいのか?自分にとって何の意味があるのか?の「なぜ」の部分に当たります。
T = Time-Sensitive(期限はあるか?)
- 目標達成の期限を決めることも重要です。
- 来年や今年中などの抽象的な言葉は使わず、日にちを設定して下さい。
- また半年や一年などの長期的な目標と共に、その目標を90日、60日、30日、一週間と更に細分化していくのも効果的です。
最後に掲げたゴールは常日頃、目に見えるところに貼っておき、毎日読むのが大切です。またゴールに達成した暁には「自分にご褒美をあげる」ことも忘れないで下さいね。